身長コラム

子供の身長は遺伝で決まるの?親より伸びた実体験とその理由とは?

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子供の身長は遺伝で決まるの?親より伸びた実体験とその理由

子供の身長の伸びはほとんどが遺伝だと言われています。実際のところ、親より子供が伸びたという家庭も多いのも事実です。ここでは、

  • 身長の伸びと遺伝の関係
  • 子供の身長が親より伸びた実体験
  • 子供の身長を伸ばすためにできること

を深掘りしてご紹介します。

身長の伸びは遺伝が関係する?

身長の伸びは遺伝が関係する?

子供の成長を願う親なら「すくすく育って欲しい」と思うのはごく普通のことですが、そこで気になるのが身長と遺伝の関係です。

矛盾してるように思えますが、「身長は90%が遺伝」し、「親の身長より伸びる可能性がある」ことがわかっています。

実は身長は90%が遺伝だった

以前より身長は90%が遺伝、残りは別の様々な要因によるものだと言われており、マサチューセッツ工科大学やハーバード大学による最新の研究結果でも”80%は遺伝要因、20%は環境要因”と発表されました。

また、両親のうち父親より母親の遺伝を引き継ぎやすく、顔が父親に似ているからといって父親の身長の遺伝を引き継ぐというわけではないとのことです。

しかし、「子供の身長は両親どちらかの身長まで伸びない」というわけではなく、両親の身長より高くなる可能性は十分考えられるのです。

親より子供が伸びる原因は本来持つポテンシャルにあり

身長はほとんどが遺伝にも関わらず、子供の身長が親の身長より高くなるのはどういうことでしょうか?それは、もともと持つポテンシャルをどれだけ引き出してあげられるかにかかっています。

親の身長が、本当に伸びるであろう全体の7割しか伸びなかったとしたら、残りの3割はまだ伸びる可能性があり、実際、日本人の平均身長は食生活の変化により伸び、1900年代の平均身長が男性160.9cm・女性147.9cmだったのが、2000年代に入って男性170.4cm・女性158.2cmと10cmも大幅にアップしています。また、妊娠中に牛乳をたくさん飲むと身長がアップしたという研究結果も存在するのです。

後ほど詳しくご紹介しますが、身長の伸びを大きく左右するのは、食事・睡眠・運動・ストレスで、思春期までにどれだけポテンシャルを高められるかがカギとなります。

子供の身長が親より伸びた実体験

子供の身長が親より伸びた実体験

親の身長より子供の身長が伸びたという実体験を、インターネットのお悩み投稿サイトよりご紹介します。

私たち夫婦は、2人とも160センチくらいですが、息子は3人とも175センチ以上あります。毎日牛乳を1リットル以上飲んでいたことや、牛乳に溶かして飲むタイプの栄養補助食品を飲んでいたことで伸びたと感じています。効率よく栄養をとらせるのは本当に大事です。

父親が160センチちょっと、母親が150センチくらいです。兄が157センチ、妹の私は165.5センチあります。運動は苦手でほとんどしていませんが、牛乳は好きなのでよく飲んでいます。

母親の私は150センチ、旦那は160センチですが、娘は165センチあります。運動は体育の授業程度ですが、「165センチになる!」と意識していたようです。

父が162センチ、母が145センチで親戚も身長が低く私たち姉弟も身長は低いんだろうなと言われていましたが、弟はなんと中学に入ってから183センチに!とにかく良く寝る弟で、毎日9時くらいには寝ていました。あとは、中学生になってバスケットボールを始めたのも大きかったと思います。
同じ生活環境下にあるため、身長を伸ばすことを意識せずに過ごしていると身長は親と同じくらいになるという印象を受けます。

一方、”家族や親戚より身長が伸びた”という人の共通点は、

  • 牛乳を意識して飲むなど栄養バランスの良い食生活
  • 質の良い睡眠
  • 部活などの定期的な運動

だとわかりました。

身長を伸ばすための生活習慣とは?

身長を伸ばすための生活習慣

男女とも身長の伸びは成長ホルモンと女性ホルモンに影響し、女性ホルモンは成長ホルモンを刺激して成長を伸ばす働きがあると同時に、身長の伸びを少しずつ閉鎖していく働きもあり、第二次成長期の兆候が見られる頃には身長の伸びがストップするとわかっています。

全体的に女性の方が身長が低い人が多く、また男性よりも成長スピードが早いのは、男性よりも女性ホルモンの分泌が多く思春期が早く来るからと言われていて、小学生高学年に女子の身長が男子の身長を越える時期があるのはそのためです。

身長を伸ばすためには、

・思春期がスタートする時期を遅らせること
・思春期までの生活環境

が重要となります。

これらをふまえて、身長を伸ばすための生活習慣をご紹介します。

9時間半以上の睡眠

9時間半以上の睡眠

子供の低身長治療の専門医である額田先生によると「背を伸ばすためには、小学生に上がるまでは10時間以上、低学年では10時間、高学年、中学生では9時間半程度の睡眠をとるのがすべき」とのことです。

身長の伸びをはじめ、その他の成長や傷の修復などは睡眠時に分泌される成長ホルモンによるもので、睡眠時間が少ない子供に比べたっぷり寝る子供は伸びやすくなるのです。

早く眠るためには起床の時間から見直す必要があります。朝食の時間、宿題をする時間、遊び時間を決め、家族みんなで習慣づけしていきましょう。

栄養の偏りがない食事

栄養の偏りがない食事

身長を伸ばすために摂りたい栄養素はコラーゲン、カルシウム、亜鉛です。骨は、タンパク質であるコラーゲンが基礎を作り、その周りをミネラルであるカルシウムがくっつくことで強化されます。牛乳だけをガブガブ飲めば身長が伸びるということではなく、タンパク質で基礎を作らなければ伸びていきません。

また、亜鉛は成長ホルモンに影響する栄養素にも関わらず、厚生労働省やWHO(世界保健機構)が指定する摂取目安に届いていない家庭が多く、亜鉛不足によって低身長症になる子供も少なくないと複数の医師が指摘しています。

コラーゲンが多い食品 豚バラ肉、豚足、鶏の皮、手羽先、軟骨、牛スジ、牛テール、スッポン、フカヒレ、エイヒレ、魚の皮、ウナギ、ナマコ、カレイ、エビ、クラゲ、ゼラチン、ゼリー、プリンなど
カルシウムが多い食品 干しエビ、煮干し、ひじき、パルメザンチーズ、エンドウ豆、ごま、牛乳など
亜鉛が多い食品 アーモンド、落花生、牛肉、卵、チーズ、高野豆腐、納豆、えんどう豆、切干大根、牡蠣、あわび、タラバガニ、するめ、豚レバーなど

スナック菓子などに含まれるリンや、甘いお菓子に含まれる砂糖は食べ過ぎるとカルシウムを尿や便に排出する作用があるので、毎日のお菓子をピーナッツやアーモンド、チーズ、プリンなどに変えるなどの工夫をしてみましょう。

丈夫な体を作る運動

丈夫な体を作る運動

身長を伸ばすには、骨へ適度な刺激を与える全身運動がオススメです。ジャンプしたり走ったりすることの多いパスケットボールやバレーに高身長の選手が多いのもうなずけますね。自宅や公園でのオススメ運動は小学生でも簡単にできるラジオ体操や縄跳び、散歩です。朝のラジオ体操を習慣づけたり、散歩がてら買い物に一緒にでかけるなどして、運動不足を解消しましょう。

プレッシャーを与えない

プレッシャーを与えない

ストレスと成長はとても深い関係にあり、ストレスがかかると成長ホルモンの分泌を阻害する物質が出るため身長の伸びに影響します。また、成長ホルモン研究の第一人者である鎮目博士によれば「家庭内に問題があると『早く大人になってしっかりしなきゃ!』という気持ちから成長が早まり身長の伸びがストップする原因になる」とのことです。

大人がストレスに思うことは子供にとってもストレスがかかることです。ついつい「身長がもうちょっと伸びたらいいのにね」と言ってしまいそうになりますが、今の自分じゃダメなんだとプレッシャーになることもあります。身長の伸びは子供自身でどうすることもできないので、子供をとりまく環境を整えることで成長を応援しましょう。

【身長のウソ・ホント】子供の身長を伸ばすためのQ&A

子供の身長を伸ばすための疑問

子供の身長を伸ばすための疑問を解決します。

Q1 肥満だと身長は伸びにくい?

肥満児は身長が伸びにくい傾向にあります。

肥満細胞から分泌されるホルモンは性機能や性の成熟に大きく関係し、肥満児はそうでない子供に比べて早く思春期を迎えます。思春期を迎えると身長の伸びがストップしていくため、身長が伸びにくい原因の1つと言えます。

Q2 睡眠不足が続くと身長が伸びない?

睡眠不足は成長ホルモンの分泌低下につながるため、身長が伸びにくくなります。

成長ホルモンは睡眠時にもっとも多く分泌されます。よって、睡眠不足が続くとしっかり睡眠時間をとっている子供に比べて成長ホルモンの分泌量が少なく、身長の伸びに影響します。

Q3 身長を伸ばすには牛乳をたくさん飲めばいい?

牛乳だけでは身長は伸びません。

牛乳に含まれるカルシウムは骨を強化するために必要な栄養素ですが、骨の土台はタンパク質です。カルシウムと同様にタンパク質も食べましょう。豚バラ肉は骨の土台となるコラーゲンだけでなく、糖がエネルギーに変わるのを助け皮膚や粘膜の健康を維持するビタミンB1も豊富なオススメ食材です。

Q4 子供の身長が低く病院で検査してもらえる?

検査できます。

まわりの子と比べて発育が気になる場合、子供が低身長症かどうかを検査してくれる病院がありますので、お住まいの地域で専門医を探すか、各自治体にある子育て相談窓口へ相談してみましょう。

Q5 身長は高校生でも伸びる?

身長は高校生でも伸びます。

文部科学省の調べによると、年齢別平均身長は18歳〜20歳頃まで伸びていることがわかっており、第二次成長期が過ぎたからといって身長の伸びが完全に止まるわけではないので、適度な運動と栄養バランスの良い食事、質の良い睡眠を心がけましょう。

Q6 背を伸ばすサプリメントや飲み物は効果がある?

即効性はありませんが、食事だけでは不足する栄養素を補うことができます。

牛乳や水に溶かして飲むタイプやラムネ菓子のようにポリポリと食べられるタブレットタイプなど、背を伸ばす栄養補助食品が色々と販売されています。これらは薬ではなく栄養を補う目的の食品なので即効性はありません。好き嫌いが多い、食べムラがある、小食など、食事だけでは栄養が足りていないなと感じる人は、こういった補助食品を取り入れて栄養バランスを整えるのも1つです。

まとめ

子供の身長は親からの遺伝が関係している

子供の身長は親からの遺伝が関係しているとはいえ、生活環境も大きく影響していることがわかりました。病院などで検査したり、ホルモン治療などを行うケースもありますが、まずは生活の見直しが大切です。

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